極めるコラム

明石さん×ウルトラエースKによる温室の複数棟管理

北海道沙流郡 赤石 良一様

半日がかりのバルブの開け締めから開放されました。

北海道沙流郡で大玉トマトを栽培されている赤石さん。手動灌水でハウス41棟(5,490坪)を全て管理されていましたが、2019年にその管理を自動灌水制御盤に移行し、省力化を実現しました。これまでは灌水バルブの開け締めだけで膨大な労力を強いられていましたが、栽培管理に費やす時間が増えた事により、収量UP・品質向上に前向きに取り組まれています。

ウルトラエースKの特長

7系統の灌水制御を一台の制御盤で管理。

「昔は6本の灌水パイプにそれぞれバルブが4箇所。それをひとつずつ開閉してまわっていたんです。こっちを開けて、あちらを閉めてと。それだけで午前中が終了。そんな毎日が、もう何十年と続いていたんです。」と語る赤石さん。それが今や、灌水制御盤ウルトラエースKのタッチパネル操作だけで全ての灌水制御ができるようになりました。「6時に水をやるように設定しておいて、タンクには5日分の液肥を用意しておくんですけど、それをやっておけば、あとは勝手に水や追肥をやってくれる。ささやかだけど、午前中買い物に行けるようになったんですよ(笑)」

ウルトラエースK+増設盤で41棟5,490坪を一括管理!

今の目標は、デジタルを使って、若かりし頃の自分を超えること。

灌水制御をデジタルに移行したことにより、体力的にも時間的にも大分余裕ができたと語る赤石さん。「今の目標は若かりし頃の自分の収量を超えること。昔は坪あたり40~43㎏ぐらい取っていました。今年はコロナの関係で、外国人研修生を直接中国に採用に行けなかったし、これからは慢性的な人手不足も予想されます。だから、ますますデジタルの力が必要になってきます。」