極めるコラム

オンリーワン営農サポートサービス ~プロが答える無料相談サービス~ 相談01

営農に関するお困りごとをチャット形式で気軽に相談できるアグリカルチャークラブの「オンリーワン営農サポートサービス」。今回はサービスを利用することで課題解決につながった会員様のお声をご紹介いたします。

 

相談01 今のハウス内環境は良いの?悪いの?ウルトラネットのグラフの見方を詳しく教えてください!

米村農園様は40年の歴史を持つトマト農家さん。3代目になる米村美城様は就農2年目で、今作、大玉トマトの作付けに初挑戦です。また、新しい栽培方法に取り組みたいと「ウルトラエースT」を導入し、独学でスマート農業に取り組まれています。

 

米村農園様の環境データに基づく相談員の分析

ハウス:丸屋根鉄骨ハウス

作物:土耕栽培

①十分な日射があるにもかかわらずCO2が飢餓状態にある。日中400ppmを下回らないよう濃度設定しましょう。光合成がはじまるのはCO2が低下を始める日の出の約1時間後であることがわかります。7時にはハウス内温度を17℃以上に。

②温度や飽差が一気に上昇、湿度は急激に低下しています。気孔が閉じる可能性があるため、ハウス開口部を制御し、8時頃→13時に20→27℃を目安に緩やかに温度を上げましょう。

③夜温12℃前後をキープし、着色不良と花粉の稔性低下を防ぎましょう。

 

相談員によるアドバイス

①CO2濃度を400ppm以上に。

②急激な温度変化がないように。

③夜温の維持に気を配ろう。

 

気軽に相談できて、ありがたいです!

「栽培の基本は父に教わりながらも、新しい時代の農業を追求していくため、スマート農業にもっと積極的に取り組みたいと思っています。とはいえ、環境制御システムを導入している農家さんが私の周りには少なく困っていましたが、『オンリーワン営農サポートサービス』は丁寧に教えていただけるので大変ありがたいです。今後は『農業を学ぶ旅』にも参加して、さらに知見を広げて行きたいと思っています!」