極めるコラム

【羽生農場】げんき農場の販売の取り組み ②ECサイト編(イチゴ)

こんにちは、げんき農場 羽生農場です。

昨年は多くの方にご愛読いただき、ありがとうございました。

本年も、皆様に有益な情報発信に努めて参りますのでよろしくお願いいたします。

さて、羽生農場では収量の増加によりECサイトでの販売も本格的にスタートしました。

 

ECサイトという名は聞くけど、具体的にどのようなことができるのか、

詳しくご存知でない方もいるかと思います。

そこで、今回はECサイトでの販売について、

げんき農場羽生の取り組みも含めて紹介していきます。

 

1.ECサイトとは

ECとは『電子商取引(electronic commerce)』の略称です。

つまり、インターネット上で物を買うことのできる通販サイトのことを差します。

基本的には、自身で販売単価を設定できる直売形式になりますが、

全国の人を対象にインターネットを介して販路の拡大を狙うことができます。

ネットショッピングの利用世帯は50%を超え、1世帯あたりの購入額も

月額 約4万円と非常に大きい市場となっています。(総務省 家計消費状況調査より)

平均販売単価も高く、売上や利益率のアップを期待することができます。

 

 

2.消費者からの反響とサイト運営

ECサイトを運営していくにはお客様からの質問・問い合わせ対応や告知活動など、様々な業務があります。

羽生農場では運営担当を一人設け、農作業と販売業務で役割分担を行っています。

消費者からの感想・意見には、営農に役立つヒントが多く隠されているため、

商品・サービスをより良くしていくためのツールとして活用しています。

 

3.羽生農場での取り組み事例

ECサイトの市場は大きく利用するお客様も多い反面、競合するライバルが多くいます。

そのため、商品やサービスの質を上げて、他者との差別化を図る必要があります。

よりお客様の目に留まる商品を展開していくことも効果的です。

羽生農場では、複数品種味わえる『完熟いちご狩り気分セット』を中心に販売しています。

また、通常では規格外になってしまうような小粒のイチゴも

ECサイトでは購入者も多く、需要があります。

農場としても、規格外品をA品として高単価で売れることは非常にメリットになります。

一方、遠方への発送となるため商品の梱包方法には非常に気をつかいます。

梱包に使う緩衝材も多く使用しますし、発送準備には多くの時間を要します。

利益とのバランスととるためにも魅力的な商品を展開していく必要があります。

 

まとめ  

2回に渡り羽生農場の販売の取り組みを紹介してきました。

売上向上には、収量や栽培面積だけでなく販売単価を上げることも重要になります。

ECサイトでの販売は手間がかかるところも多いですが、市場規模も大きく、

羽生農場では売上の半分以上を占めています。

個々の農場にあった販売方法は様々あると思いますが、

羽生農場の販売の取り組みが皆様の参考になれば幸いです。

 

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